資金調達のエッセンス

日々の経営には資金が必要であり、ヒト・モノ・カネがグローバルに動く時代

2017-01-01から1年間の記事一覧

新規事業の資金調達

新規事業において資金を調達するのは、なかなか難しいことです。 というのも、新規事業が軌道にのるまでには、どんな業種であっても数年はかかりますし、他人からの融資であれば5~6年で返済するとうのは、ほぼ難しいでしょう。 とはいえ、民間の金融機関だ…

金融機関の種類

中小企業が資金を調達する場合、民間金融機関と政府系金融機関に分けることができます。 民間金融機関の場合 民間金融機関も大きく分けると「メガバンク」「地方銀行・第二地方銀行」「信用金庫・信用組合・協同組合」に分かれます。 まず「メガバンク」とい…

キャッシュアウトに注意

キャッシュアウトを資産に計上することによって、破綻していく中小企業が後を絶ちません。 そもそもキャッシュアウトというのは「資金の流出」のことで、キャッシュフローにおいて、お金が手元から外へ流出していくことです。 このキャッシュアウトには会計…

売掛債権担保融資

自社が保有している売掛債権を担保として融資を行う制度として、売掛債権担保融資と言うものがあります。 まぁ、字面にするとそのままですね・・・。 さてこの融資は全国的にかなり活発に行われている融資のひとつで、中小企業向けとしては借りての望んでい…

Appierが3300万ドルの資金調達

AI、いわゆる人工知能を活用してマーケティングの意思決定を支援する台湾のスタートアップ企業Appierが、シリーズCにおいて名だたるアジアの投資家勢から3300万ドルを調達したのだそうです。 投資を行ったのは、ソフトバンクグループ、LINE、Naver、シンガポ…

Tranzax、総額10億円の資金調達

国から指定を受けた電子債権記録機関は国内に5社あるのですが、そのうちの1つである、FinTechベンチャーのTranzax株式会社が、株式会社電通、株式会社幻冬舎グループ3社などから、事業強化を目的とした資金調達を実施し、累計資金調達額が総額25億円となった…

資金調達と株価の関係

企業における資金調達などと言いますと、そういう部署で働いている人でもない限り、一般の人々には縁遠い話のようにも思えるものです。 しかし、株式や債券・REIT(Real Estate Investment Trust)などに投資をしている人であるならば、資金調達のことは理解し…

ファクタリングとはなにか

ファクタリングとは、企業の売掛債権を買い取り、自己のリスクで代金回収を行う金融業務のことで、企業が保有している売掛金や受取手形などの売掛債権は、本来企業がその債権を回収することでビジネスが成り立っていまs。 一般的なファクタリングであれば、…

クラウドファンディングという資金調達について

新しいビジネスを立ち上げるためには、先立つものが必要です。 巨大な資本がある大企業であれば、別の事業を畳んだり縮小する事によって、資金調達することが可能となっており、言わば社内で「仕分け」をすることで比較的スムーズに新規ビジネスを立ち上げる…

銀行が嫌う勘定科目

銀行からの融資を期待する場合、少なくとも損益計算書の「当期純利益」、貸借対照法の「純資産の部」がプラスになっているかどうかが最重要ポイントとなります。 というのも、銀行が融資を決定する場合、まずは「十分な利益」を確認しますから、先のふたつの…

資金調達の方法

一般的に会社が資金を調達する方法としては3つのパターンがあります。 借入 銀行などの金融機関から融資を受けることによってお金を借り、取り決められた期日までに利子をつけ返済する方法 受給 省庁や自治体などが募集している助成金や補助金などを利用し、…

資金調達の必要性

資金調達は、会社を経営していく中で避けては通れない道です。 もちろん潤沢な資金をもっている企業であれば、そこまでの必要性はないにせよ、事業の拡大、企業の繁栄を考えていくと、かならず手元の資金だけで賄えなくなってきます。 そもそも製品が売れ、…

アセットファイナンス

アセットファイナンスとは、企業が保有している資産を活用し、資金調達を行うもので、メリットとしては、保有している資産を流動化し、オフバランス化、つまり資産を会計から外すことによってバランスシートをスリム化し、会社の総資産を使ってどれだけの利…

流れ

世界でも類を見ないほどの高度成長期を体験した日本。 この頃は、日本の資本市場がまだまだ未熟であったため、銀行からの融資が一番の資金調達となっており、この結果、銀くと企業間での信頼関係が生まれ、いわゆるメインバンク制度が形成されていきました。…