地方銀行が相次いで初任給を引き上げており、その額は額は5万円前後にも上り、各行「メガバンク並み」を売りに優秀な人材を獲得したい考えのようです。 売り手市場が続く学生の就職活動で、首都圏の企業に学生を奪われ、収益力低下によってかつての人気就職先も人材確保が難しくなっていることから地方銀行も人材確保のため、メガバンク3行が24年度から大学卒総合職で25万5000~26万円に引き上げることから、メガバンクとの競合は避けることはできず、メガバンク並みの待遇をPRしていきたいところのようです。
かつては、地銀は地方出身者の人気の就職先だったのですが、低金利の長期化により収益力が低下し、全国的な人手不足もあって人材確保が難しくなっており、西日本が拠点の地銀では、今年4月入行の採用数が計画の8割弱にとどまっているのだとか。