AI、いわゆる人工知能を活用してマーケティングの意思決定を支援する台湾のスタートアップ企業Appierが、シリーズCにおいて名だたるアジアの投資家勢から3300万ドルを調達したのだそうです。
投資を行ったのは、ソフトバンクグループ、LINE、Naver、シンガポール経済開発庁の法人投資部門であるEDBI、そして香港に本拠を置く金融サービス企業AMTDグループなのだそうで、これにより今までAppierが調達した資金の総額は8200万ドルになったのだそうです。
このAppier、日本語表記でエイピアーと読み、2014年7月に東京都港区に日本オフィスを設立しています。
特徴として、AI(人工知能)を活用しユーザーの行動と関心を予測し、学習を続けることによって精度の高いターゲティング広告を配信、ユーザーにとって、最適なデバイスに、最適なタイミングで広告を配信するクロスデバイスターゲティングを実現します。
最近では、2017年7月5日、AIによるオーディエンス分析を可能にするデータインテリジェンスプラットフォーム「AIXON(アイソン)」を日本市場に向けて提供開始しています。
企業はAIXONを使うことで特定のオーディエンスデータを出力し、 自社のCRMシステムと連携したり、 Appier Cross X プログラマティックプラットフォームなどの広告配信プラットフォームを通じてマーケティング施策を展開することができるのだそうです。